透明人間 Invisible Mom
重い障害を持つ「医療的ケア児」にずっと付き添う母親が、
校内で“わたし”自身にカメラを向けたとき、社会の問題が浮き上がってきた。
息子が重度の障害とともに生まれた日から、「私」は「医療的ケア児の母親」となった。
特別支援学校へ入学すると、週のほとんどを校内で待機する日々。
「気配を消してください」と求められた私は、「私はここにいる」と言わんばかり、
自分自身を写真に撮り始める。
そこに写し出されたのは、「誰かのために生きる今」をそれでも楽しく生きようとする、
私の姿だったーー。
テーマとは不釣り合いに、つい笑ってしまう、明るくユーモアのある写真の数々。
全国各地で開催される写真展にも共感の声が相次ぎ、メディア取材も多数。
「母親」「お母さん」として“透明になって”生きている一人ひとりに、
エールをおくるような一冊。
2021年に著者が自費出版した『透明人間 Invisible mom』が大きな反響を呼び、
ここに山崎ナオコーラ、櫛野展正の両氏の寄稿を加え、再構成・再編集して出版。
透明人間 Invisible Mom
あとがき
お母さんは、自由だ 山崎ナオコーラ
隠された母親たち 櫛野展正
校内で“わたし”自身にカメラを向けたとき、社会の問題が浮き上がってきた。
息子が重度の障害とともに生まれた日から、「私」は「医療的ケア児の母親」となった。
特別支援学校へ入学すると、週のほとんどを校内で待機する日々。
「気配を消してください」と求められた私は、「私はここにいる」と言わんばかり、
自分自身を写真に撮り始める。
そこに写し出されたのは、「誰かのために生きる今」をそれでも楽しく生きようとする、
私の姿だったーー。
テーマとは不釣り合いに、つい笑ってしまう、明るくユーモアのある写真の数々。
全国各地で開催される写真展にも共感の声が相次ぎ、メディア取材も多数。
「母親」「お母さん」として“透明になって”生きている一人ひとりに、
エールをおくるような一冊。
2021年に著者が自費出版した『透明人間 Invisible mom』が大きな反響を呼び、
ここに山崎ナオコーラ、櫛野展正の両氏の寄稿を加え、再構成・再編集して出版。
透明人間 Invisible Mom
あとがき
お母さんは、自由だ 山崎ナオコーラ
隠された母親たち 櫛野展正