神々への美宝 世界遺産「宗像大社神宝館」

神々への美宝 世界遺産「宗像大社神宝館」
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世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」出土の神宝写真集。

九州本土から約60km離れた沖ノ島と、その関連遺産群は、古代から現在まで発展し継承されてきた、神聖な島を崇拝する文化的伝統の顕著な物証である。

沖ノ島には、日本列島、朝鮮半島および中国大陸の諸国間の活発な交流に伴い、4世紀後半から9世紀末まで続いた、航海安全に関わる古代祭祀遺跡が残されていた。

古代豪族の宗像氏は、沖ノ島に宿る神への信仰から、宗像三女神信仰を育んだ。

2017年、宗像・沖ノ島と関連遺産群は世界遺産に登録された。

4〜9世紀にかけて営まれた沖ノ島での国家祭祀で捧げられた8万点の品々(国宝)は、歴史的価値もさることながら、一つ一つの意匠など細部まで美しく調製され、古代の人々の技術、文化、敬神の心を感じとることができる。

本書は、宗像大社神宝館に所蔵されたその宗像・沖ノ島の神宝を、日本各地の石神「磐座(いわくら)」を撮影している写真家・山村善太郎が撮り下ろした神々に捧げる美しき写真集である。
序文:葦津敬之(宗像大社宮司)

カラー図版/宗像大社神宝館所蔵 世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」出土の神宝

文:山村善太郎(写真家)

作品リスト

宗像大社神宝館について
神々への美宝 世界遺産「宗像大社神宝館」

求龍堂

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宗像大社山村善太郎葦津敬介

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