人類先史、曙

人類先史、曙
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東京大学総合研究博物館に所蔵されている膨大な人類先史標本のなかから,E・モースによる大森と陸平貝塚を中心にした黎明期の標本と,坪井正五郎による標本をとりあげる.明治期以降の先人たちが,太古の日本とその時代を生きた人びとの姿を初めて垣間見た驚きと感動を再現する.
叉状研歯のある縄文時代人の頭骨
坪井正五郎,古代への眼差し
 銅駝坊陳列館
 石鏃
 大型尖頭器
古人骨による人類史の研究
 宮戸島里浜貝塚出土の合葬人骨 
 小金井石器時代人骨,第1号
明治期に収集された「石器時代」人骨
 19世紀末に収集の破片骨
 初めての縄文人頭骨
 初めての縄文人の全身骨
 顔面が復元された初めての縄文人頭骨
 縄文人頭骨の計測,初期の試み
 銅駝坊陳列館の人骨
 朱を被った頭骨
長谷部言人と古人骨
 長谷部言人収集の最初の頭骨
 死産児の甕葬
鈴木尚と日本人の小進化
 鈴木コレクション事始め
 鍛冶橋2号
 縄文時代人頭骨  
 弥生時代人頭骨
 古墳時代人頭骨
 鎌倉縄文時代人頭骨
 室町時代人頭骨
 江戸時代人頭骨
大森と陸平
 エドワード・モース
 大森貝塚出土の石器,動物骨,人骨
 脛骨
 モース紀要報告の図
 大森と陸平貝塚標本の悉皆調査
 新たな接合
 注記の「編年」
 モースの全国行脚
坪井正五郎の発掘調査